ここはやっぱり、壊す為に復活しませんか?ゴジラ殿。2008/06/12

ここはやっぱり、壊す為に復活しませんか?ゴジラ殿。
続けて名前の話というのもなんだが、
新東京タワーの名称が「東京スカイツリー」決まった。
まあ6つの候補の中ではコレしかないだろう。
素晴らしいとまで言わないが、
後の候補は狙いすぎて気持ち悪いか、
今更な万博ノリとか、変に日本風にし過ぎ、とか。
 
前回は外国風の名前が勘違いの結果だと書いたが、
それはあくまで人名の話であって、
日本の名字の下に続く整合性のこともあった。
 
しかし、都会の施設の名称となれば、
変に日本的な名前をつけた場合、
懐古趣味的と言われるのならまだしも、
へたすれば「日本男児」的な、
ちょっとムサい印象を与えかねない。
第一すでにタワーという英語が定着していて、それでさえ少し使い古されて古いイメージがある。
もちろん、「スイーツ」といったように、
妙にトレンドを意識して作りたいが為に、色々な言い換えをやる風潮もどうかとは思うが。
 
ところがニュースへの書き込みを見てると、決定した名称に否定的な意見が多い。
採用されたものだけでなく、今更6つの候補全てにダメだししていたり。
じゃあ、何なら良かったんだろう。
批判的な人は、環境問題などを含めてそもそも新タワーそのものに反対だと思われる。
そのままズバリ「新東京タワー」で良かったじゃないか、という意見も多いようだが、
「旧」東京タワーと混同する場面が当分はあるし、そう単純にはいかない。
それに「新東京国際空港」の例もある。「新〜」とつくと結構定着しない場合が多くないだろうか。
 
はたして旧東京タワーは、昭和の歴史的建造物として朽ち果てるまで立ち続けるのか。
あの大阪の太陽の塔のように。
そしてその頃には、新東京タワーも平成のノスタルジーを感じさせるモニュメントとして映画化される。
「東京スカイツリー 〜オバアとワシと、時々、オジイ〜」
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