いい椅子に座ったからって、いい仕事ができる訳ではない。2008/06/26

いい椅子に座ったからって、いい仕事ができる訳ではない。
最近、15年使っていた椅子が壊れた。
確かアメリカ製だと思ったが、
当時としてはちょっと特殊な素材を使用して、
人間工学に基づいた椅子という事だった。
 
15年使えば十分なのか、
高い椅子なのに早く壊れ過ぎなのか判断しにくいが、
とにかく、新しい椅子を調達しなければならない。
 
というわけで、タイトル画像の椅子を購入した。
実は今年に入ってからこの商品を狙っていたのだ。
 
昨年度のGOOD DESIGNを受賞した
ITOKIのスピーナチェアである。
キャスター部分は硬い床で使用するため、
初期仕様のナイロン製のものから、ゴム製のものに変更した。
このゴム製キャスター、純正品のはずだがどうにもダサい。GOOD DESIGNが泣いている。
ウレタン製のものに取り替えねばなるまい。
 
配送されてきた時、初期不良で、ひじかけの取り付けが甘かったので、
販売店に連絡したら、次の日さっそくITOKIの整備の人が4〜5人でわらわらとやってきた。
1時間ほど、どこかに運んであっという間に整備してきたのには少し驚いた。
確かにいい対応だったのだが、「ITOKI必死だな」とちょっと笑ってしまった。
 
従来の機能椅子にありがちな、理想的なポジションに座ると身体をサポートしますというのではなく、
深く掛けても浅く掛けても腰をサポートしてくれる。
最近腰の具合が悪い私には大いに助かるのだ。
 
私のところには他にも2〜3、GOOD DESIGNの製品があるが、
GOOD DESIGN賞の商品にはあるデザインの傾向があり、人によっては好き嫌いがあるかも知れない。
実生活で浮いてしまって使いにくいこともあるだろう。
しかし、おおむね装飾のためのデザインが少なく、シンプルなものが多いので、
選択肢に入れて検討してみてはいかがだろう。
 
いい椅子に座ったからって、いい仕事が自動的にできる訳ではない。
もっぱらリクライニングを使って、うたた寝ばかりしてるのは内緒である。
 
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モノクローム・モノローグ。

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