町でバッタリ出会っても、誰か思い出せないものです。2008/09/26

町でバッタリ出会っても、誰か思い出せないものです。
相変わらず病院は苦手である。
どことなく寒々とした雰囲気もそうだが、
特にあの消毒液のような匂いが気分を滅入らせる。
アレは建物に染み付いているのか、
それとも、病院に来ていることを自覚させるための、
「敢えて」なのか。
 
病院と言えば目につくのが看護婦。いや、看護士か。
昨今はいわゆるナース帽などはしないのが常らしい。
彼女たちを観察していると気づくことがある。
 
入院患者に対する態度が、たとえ大人であっても、
おしなべて子どもに対するのと同じように見えるのだ。
そして、それに二通りの看護士がいるようである。
 
つまり、
子ども相手のように優しく接するか、
子ども相手のように厳しく接するか、である。
 
前者の場合は、患者に優しく接しようとする気持ちが、
幼児に対するのと同じようにするしか自分の中に表現の選択肢が無く、そうなっているのに対し、
後者の場合は、患者を管理指導しようとする姿勢が、どうしても上から目線になってしまい、
教師、もしくは子どもを躾ける母親のような態度になるのであろう。
 
しかし患者が大人であれば、子ども扱いされてイラつく人もいる。
優しくしようが厳しくしようが、やはり大人は大人として扱わなければならないのではないか。
それほど難しいことではないと思う。
自分の父親や、母親、兄姉、恋人、配偶者の看病をするように接すれば良い。
 
たとえ、そのように接しても実際は本当の親子や夫婦などではないのだから、
専門知識を持った看護士の看護として、患者はその助言や指導に従うと思うのだ。
子ども扱いして余計なストレスを与えずに済むのではないだろうか。
 
え?私?
私は制服姿の彼女たちに、ビシビシ叱って欲しいタイプである。
 
と、変態的なことを言って一部のウケを狙ってみる。
 
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モノクローム・モノローグ。

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