バオバブ切る馬鹿、切らぬ馬鹿。2010/08/11

バオバブ切る馬鹿、切らぬ馬鹿。
久々のバオバブ情報である。
 
結論から言うと成育具合は今ひとつなのだ。
枝は伸びず、先端に葉がいくつかあるのみで、
ひょろっと背だけが少し伸びた程度である。
 
夏空をバックに撮影してみたが、
あの天をつく逆立ちした異形の姿にはほど遠く、
なかなか未来図が思い描けない。
 
もちろん日本の気候では、あの様に育つ訳はない。
そもそも育ってもらっては、碌な庭のない我が家では、
たった1本で破壊尽くされてしまうだろう。
 
いや待てよ、
その後で大木をくり抜いて中に住む手もあるな。
そしてもの珍しさに集まった観光客から木戸銭を集めて、ウハウハ…。
 
閑話休題。
少し遅いのだが、夏のうちには植え替えして、安定した所で秋冬を迎えたいところ。
この夏に葉が生い茂れば多少剪定したかったのだが、
なにぶん生き物のことなので、なかなか思うようには行かないようだ。
 
もちろん園芸のベテランなれば、そのあたり容易いことなのかも知れないが、
素人同然、じゃないズバリ素人そのものの私には、まだ枯れないだけ上出来ではないか。
 
バオバブの種を蒔く半年前に取引先から頂いたユッカは、
部屋の中でろくに水もやらないのに、ジャングルのように生い茂っているのはどういう訳だ。
せめてこのくらいの逞しさというか力強さがあれば。
 
どこやらの植物園ではバオバブの花が咲いた話題があった。実は直径10cm〜20cmにもなるらしい。
同じ木からは受粉しないそうなので、2本ある我が家ではイケそうな気がして来た。
そのまま食うか、ジュースにするか、チャンプルにするか、とりあえず最終目標はその辺りだな。
妄想だけはベテランです。
 

 

真夏の夜の夢、いや熱帯夜の夢か。2010/08/19

真夏の夜の夢、いや熱帯夜の夢か。
ありがたいことに、このところどういう訳か、
当ブログへのアクセスがじりじりと増えているようで、
じわりランキング50位台まできた。
これだけ更新しないブログで人が増えるというのは、
どうにも解せない。
何かウラがあるに違いない。
 
2年前、毎日更新していた頃は、
ここに書くのも憚れる順位だったというのにである。
 
ネット上でも実生活でも、
いっさい宣伝している訳でもなく、
トラックバックもない。
有名人のブログのように、
いつ更新されるか心待ちにしてい人が、
こまめに覗いているということがある筈もなく、とにかく不思議な現象である。
 
確かに、幸運にもここにリンクしてくださっている方のブログは、いずれも人気のあるところなのだが、
リンクは最近の話ではない。ここにきてのアクセス上昇がもう一つ釈然としない。
 
最近書いた記事の中で、検索の多いキーワードが入っていたのだろうか。
例によって、どうでもいいヌルい感じの記事ばかりだったと思うが、このままでは何も分からない。
 
それほど気にしていなかったので、今まではカウンターもアクセス解析もつけていなかったのだが、
やはり状況を把握するためにもつけた方が良いかも知れぬ。
 
Twitterをどうしようかとか、放置プレイ中の公式サイトのHTML5化はどうするのかとか、
いろいろ重い腰を上げなければならないことがあるというのに…。
いつものことだが、面倒くさがり屋が頭をもたげる。
 
と、くさがり屋が頭をもたげたところで、別なことに気がついた。
もしかしたら、ここのアクセス数が上昇したのではなく、他が下がって来たのではないか。
 
なんということだ、あの人気ブログもあの個性派ブログも、最近はそんな事になっていたのか。
どうしたアサブロ!しっかりしろアサブロ!
 
おおっと、いかんいかん、こんな事を書いてると怒られる。
きっとアサブロのトップページへのアクセスが急上昇したので、新着記事から来訪されたんですよね。
…ふう…。
 

怪談ではちっとも涼しくなりません。2010/08/30

怪談ではちっとも涼しくなりません。
ずいぶん前の記事だが、
数年前から使っている腕時計の臭いについて書いた。
 
つまり、夏などに汗をかいてしばらくすると、
「つ〜ん」と時計が臭うという話である。
 
当時は加齢のせいなのかなと思っていたのだが、
どうも少し違うのではないかと思えてきた。
 
というのも、今年のこの猛暑で、
毎日大量の汗をかいているにも拘らず、
ほとんど臭わないのである。
 
そう言えば、と思いあたるフシがある。
 
去年MoMAのキャップを買って気に入ってかぶっていたのだが、これが微妙な品質の代物で、
運動会などでかぶった後、汗で濡れたところが土埃を集めたように茶色くムラになって変色した。
洗えば落ちるだろうと思ったのだが、何度洗っても落ちず、むしろ定着する気配さえあったのだ。
 
家族には「いったい体から何が出ているの?」と訝られる始末で、
必死に、染色の質が悪くて色落ちしているだけだろうと言い訳していた。
そのくらい汗をかいていたにも関わらず、しばらく洗わずとも全く臭わないのである。
 
こうなると、腕時計の件と併せて、「時間が経過しても汗が臭わないようになった」と考えられるのだ。
もしかしたら、臭いの元となる物質さえも分泌されない程に、生命体として枯れてきたのかも知れない。
いやそれどころか、某映画のように、死んでしまっていることにまだ気づいていないだけではないか。
 
まあ、それならそれで。仕事もできるし、こうやってブログも書ける。
幽霊なのに、残暑が厳しくちっとも涼しくないのが残念なぐらいで。
 
ところで、農作業の人と間違えられかねないほど、色ムラのひどい帽子を使い続けるのもアレなので、
さすがに変えようと思い、街であちこち見たのだが気に入るものがない。
もう面倒くさいから、ネットのノーブランドのオリジナルキャップの店で買うことにした。
むろんオリジナルなので、サムいと思いつつ「Binsei Design」のロゴを入れてもよいのだが、
やはり恥ずかしさには勝てず、ベースとなる無地の黒だけのウォッシュドキャップを注文する。
 
家族からは「何の変哲もない」と言われたが、なに、それでいいのである。
目立たず、際立たず、影から影へ、闇から闇へ。それでこそ幽霊というものだ。
 
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ノープラン、ノーコンセプトで綴る、
モノクローム・モノローグ。

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