手加減無しとはまさにこの事か。2011/03/18

手加減無しとはまさにこの事か。
国難というべき事態となっても
花粉症は手加減してはくれない。
 
今年は昨年の10倍の飛散量とかで、
確かに10年前から症状が出始めて以来、
最悪というほどのひどいアレルギーである。
 
朝、まぶたが開けられない日が続き、
目は腫れ上がり、しわくちゃになって
あたかも映画の特殊メイクを施したように、
完全に人相が変わってしまっているのだ。
 
家族からは「誰?」とか言われている始末である。
ブサイク100万点どころではない。
自分でもあまりの不細工さに、
「おお!これ以上、不細工に成り様があったんだな」「下には下があるもんだ」
「これだけ不細工になる余地があるんなら、元の器量も捨てたもんじゃなかったんじゃないか」
「意外とイケメンなんじゃね?」などと調子のいい事を言っている。
 
だが、そんな軽口をたたいている場合ではない。目の痒みは極限まできているのだ。
掻きすぎて、痛いどころか目の縁が切れそうである。
市販の目薬は花粉症・アレルギー用と銘打ってはいるものの、気休め程度にしかならない。
はっきり言って全然効かない。眼に付いた花粉を洗い流してくれる役目しか果たしてないだろう。
 
仕方がないので今日は近所の診療所の眼科に行ってきた。
さっそく目薬をさしてみると、なるほど流石に医師が処方しただけあって痒みはかなり改善してきた。
後はこの特殊メイクが剥がれ落ち、元の「イケメン」に戻ってくれると有り難い。
 
ところで、花粉怖さに外出を控えてばかりもいられないので、花粉除けのゴーグルを付けているのだが、
これが間に合わせとしてそこらの薬局で買った、透明な何の変哲も無いやつである。
どうせなら気の利いたゴーグルが欲しいのだが、
街やネットで見かけるのは厳ついデザインのものばかりで、どうももうひとつ気に入らない。
 
いっそ昔の飛行機乗りのゴーグル風なのも面白いとは思うが、ちと狙い過ぎだろう。
目立ってしまって、影から影、闇から闇への行動スタイルにそぐわない。
変人と思われるのは一向に構わんが、職務質問にあうのは勘弁してほしいところ。
 
待てよ、特殊メイクを施しついでだ、やっちまうか。
例え通報されても、花粉飛散時期が終われば顔が元に戻って身元が分からないという仕掛けでどうだ。
 
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モノクローム・モノローグ。

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