この冬は目を細めてアレを読んでいます。2011/02/28

この冬は目を細めてアレを読んでいます。
以前使っていたコーヒーメーカーは、
今ひとつコーヒーの味が気に入らず、
人にやってしまったので、
更に以前使っていた古びたドリッパーを使って、
ペーパーフィルターでコーヒーを入れていた。
 
しかも、本来はティーポットだと思われる
白い陶器のポットにドリップして、
割ってしまったマグの代わりに、
もう10年も前に退役して棚の奥に眠っていた、
古びたマヤっぽいヘンテコな文様のマグを
引っ張りだして飲んでいたのだ。
 
しかし陶器のポットは中が見えない為に、
どのくらいドリップしたか分からないのが難点。
いつも勘で入れては濃度が不安定なものを飲んでいたのである。
そこでドリッパーとサーバーをガラス製のものに替えることにして、ネットであれこれ調べてみた。
 
よくあるフラスコ型のサーバーは気に入らないので
BODUM社のすっきりしたデザインのドリッパー・サーバーセットを見つけて早速注文して使い始める。
ゴールドトーンフィルターが付属しているが、
金属製フィルターはオイル分などがそのまま通る為、コクのあるコーヒーが楽しめる代わりに、
微粉末も通ってしまい、スモーキーと言えば聞こえはいいが、私には灰っぽくてどうも合わない。
 
ネルのドリッパーを手入れするほどマメじゃないので、取り敢えずペーパーフィルターでドリップする。
ここまで順調かと思いきや、このガラス製のサーバー、すっきりしすぎて目盛りが入っていないのである。
これでは最初の目的が完全には達成できないではないか。
 
仕方がないので、ついでにオリジナルプリントで目盛りを入れたマグに新調することにした。
サーバーの隣に目盛り入りマグを並べて量ろうという訳である。
時々利用するWEB入稿の印刷屋のポイントが貯まっているので、
ドットのみの目盛りと、申し訳程度に入れたロゴを配置しただけのデータを入稿、
届いた微妙な白色のカップに替えて、マヤマグは再び退役となった。
 
ところが、目盛りは確かに役に立つのだが、サーバーに直接プリントしてある場合と違い、
こちらの目線の高さを合わせないと正確に目盛りが読めないのである。
 
おなじみラッセルホブスのコーヒーポットを掲げて、腰をかがめて目盛りを見入る姿を家族に見られては、
「今日もグリーンのラインをよんでるの?」などと言われるが、計画が失敗だったとは認めたくないので、
「うん。軽くスライスだな」などとサムく返している。
 

老兵は死なず…いや、消えず死にゆくのみ。2010/07/08

老兵は死なず…いや、消えず死にゆくのみ。
やっとこさ携帯をiPhone4に替えた。
予想をはるかに超える品薄で、
予約初日の早い段階で予約完了したのに、
発売日には入手できず、
10日程過ぎて何とか、家族の分と2台確保したのだ。
 
ここでも書いた前の携帯の最後のヨレヨレぶりは、
筆舌に尽くし難いとも言うべき惨状であった。
 
機械にも魂があるのかも知れないと思ったのは、
何とか発売日まで持ってくれと、
引っぱりに引っ張った挙句、発売日に入手できないと、
急激に使い物にならなくなった事だ。
調子の良くなかった音声通話が一切使えなくなり、
緊張の糸が切れたかのようだった。
なんというか、ガックリと老け込んだといった印象である。
 
まあ、とにかくこれでお役御免、ゆっくり眠ってもらおう。
奇しくも「はやぶさ」の宇宙旅行と同じ年月を経ての退役であった。
 
さて、肝心のiPhone4であるが、アンテナ問題が特にアメリカでかなり取り沙汰されているようである。
しかし実際に使用してみた感じでは、持ち方による感度の低下はさほど深刻な問題とは思えなかった。
 
それにしても工業製品としての仕上がりは素晴らしい。工芸品とでも言うべき美しさで、
他の携帯電話やスマートフォンを、安物のオモチャに見せてしまうではないかというレベルである。
2枚の強化ガラスとステンレスで構成された筐体は、画像でみるより遥かに美しい。
余分な装飾は一切なく、機能美そのものと言っていいだろう。
しかもモダンでありながら、どことなくスチームパンクのテイストも感じられる。
机の上にポンと置いてあるとさりげなさ過ぎて意外と目立たないが、手に取ると凄みが伝わってくる。
まさに子供の頃に夢見ていた21世紀のガジェットとはこうあるべきだと思った。
 
機能、素材、デザインを高いレベルで統合し、具現化してみせてくれたのであるが、
その構造がアンテナ問題という落とし穴につながっていようとは、
曇りなく喝采を得たいと願ったであろうデザイナーや技術者には痛恨事だろう。
 
網膜の解像度の限界を超えるといわれる、液晶画面の「Retinaディスプレイ」は、
よくある携帯電話のサンプル製品の画面に貼ってある印刷物の写真のように緻密である。
確かに326ppiという解像度は、我々が通常扱う印刷物の画像の350dpiに数字上は概ね対応する。
(但し印刷はビットマップ画像部分での話で、テキストや図形などのベクトルデータ部分は1200dpi前後)
 
もっとも、私には網膜の限界以前に、水晶体の限界を超えてしまっているので、
まさに豚に真珠状態である。とほほ。
 

どちらかというと、スベるのは得意です。2010/02/28

どちらかというと、スベるのは得意です。
バンクーバーオリンピックが終わった。
有力な日本人選手が出場する競技を少し見ただけだが、
成績は期待ほどは芳しくなかったようである。
 
主要国の中ではずば抜けて低い強化費用とあっては、
勝て、というのが無理というものだ。
 
しかも例の事業仕分けとやらで、
更に予算を減らされそうな気配である。
とても経済大国とは思えぬ貧乏くささだ。
情けない事この上ない。
 
むろんどこかの国のように、
競技人口のピラミッドからではなく、
煙突のように国策でエリートを排出するのも
気持ちが悪いのであるが。
 
また、ただでさえ少ない予算は役員の待遇に当てられ、選手の方にまわらず、
今回はどうだか知らぬが、飛行機移動は役員がビジネス、選手がエコノミーと聞いてはあきれるばかりだ。
 
先日の女子スケルトンで認定シールをはがしたために失格した選手がいたが、
ステッカーのはがす作業と確認を、選手一人に押し付けていた結果のお粗末な話である。
 
学校教育の延長上の意識で、しつけとして雑用をやらせ、
なおかつ勝負は根性で勝てというつもりだろうか。
 
選手は4年間いや実質的にはそれ以上、それこそ死にものぐるいで頑張ってきたはずである。
せめて晴れの舞台では、雑念を一切払ってやろうとは思わないのか。
選手の数を役員の数が上回っているにも関わらずだ。
 
ところで、今回のオリンピックのデザイン関係だが、
メダルやその他の図案は、まあまずまずか。アイデンティティを表現しつつすっきりとまとめている。
シンボルマークだが、新聞の京都特集記事の連載のタイトルみたいだと思ったのは私だけではあるまい。
つまり「京」の字を図案化した感じのところが、どうもそう見えて仕方ない。
一旦そう思い出すともうそれにしか見えない。ほーらほら、あなたもあなたもあなたも。
 
それはともかく、影響受け過ぎだが、どこかにカーリング場はないかな。
私の体力ではあれしかできそうにない。そう思っている人も多いのではないか。
 
と、気づけば2月の更新はこれだけではないか。
どうも私自身がブラシでゴシゴシとスイープされなければならないようである。
まあよくスベるスベる。
 

携帯は洗って干せばまだまだ使えます。2010/01/28

携帯は洗って干せばまだまだ使えます。
かねてから噂のAppleのタブレット、
iPad」が発表された。
 
日本語的な感覚では、iPodと紛らわしいと思うが、
それはともかく魅力的ではある。
でっかくなったiPhoneというだけではないようだ。
 
事前に巷でウワサされていたものに比べて、
フレーム枠が広い気がする。
しかし考えてみればiPhoneのように、
手のひらの上に乗せる訳ではなく、
手で枠を掴むのだから、
タッチスクリーンのこともあるし、
ある程度の広さは必要なのかも知れない。
 
OfficeやPhotoshopなどで仕事をするのでなければ、個人のパソコンはこれで代用できるのではないか。
通常、ブラウジングやメール、デジカメ写真の整理、動画・音楽鑑賞くらいにしか使用しないだろう。
しかもこれには目玉のiBooksという、電子書籍としての使い方がある。
 
不満と言えば、iPhone OSを使用しているため、マルチタスクでないこと、Flash非対応くらい。
何故マルチタスクにしないのかがよくわからないのだが、消費電力との兼ね合いだろうか。
また、Flash非対応なのも解せない。Adobeとの関係が芳しくないとの噂もあるがどうか。
これでは私のところの放置プレイ中の公式サイトが閲覧できないではないか。
みんな見ないから誰も困らない、というのは言わない約束。
 
おお、それで思い出した。サイトをなんとかしなければ。
少し前はこの形で更新しようとしていたのだが、さすがにアイデア、デザイン、設計とも古く、
やはり完全にリニューアルしなければなるまい。そのあたりの話はまたいずれ。
 
携帯をiPhoneに移行するかどうしようか、などとここで書いていたのだが、実はまだそのままなのである。
キャリアへの不安から逡巡している間に、
去年、長年使っている携帯を服のポケットに入れたまま洗濯してしまったのだ。しかも全自動で乾燥まで。
 
あわてて洗濯機から取り出すと、乾燥まで完全に終わっていたのが幸いしたらしく、動作するではないか。
データも無事なのだが、さすがにマイク部分が劣化しているようである。
普段から声を張らない私が大声を出さざるを得なくなってしまった。
夏頃と噂される次期iPhoneの発売まで何とかもってくれ。
はたして新iPhoneの発売が先か、現携帯の寿命が先か、はたまた私の声がつぶれるのが先なのか。
 

秋風はとんでもないものを盗んでいきましたぞ。2009/10/20

秋風はとんでもないものを盗んでいきましたぞ。
少し前から車の購入を検討している。
まあ、色々な事情があるからなのだが、
このところやや切実になってきて、
現実味を帯びてきたのである。
 
しかし、あちこち調べてみても
なかなか気に入るものが無い。
 
無論、価格や維持費、燃費など
経済的な事も重要ではあるのだが、
何と言っても私の場合、車としてのカタチ、
デザインが選択の重要なポイントになるのは
言うまでもない。
 
それにしても昨今の日本車のデザインはどうだ。
どれもこれも同じような顔をしている。逆台形と平行四辺形二つで表現できるようなものばかりだ。
__       __
\_\_____/_/
   \___/
 
車好きの人はいやそんな事は無い、全然違うじゃないか、などとおっしゃるかも知れない。
しかしそれは車を多く見すぎて、細部にとらわれすぎているのではないかと思う。
以前から携帯電話のデザインの代わり映えの無さを嘆いてきたのだが、車も同様であった。
 
マーケティングの結果なのだろう、確実に売れる車を作ろうとばかりして、車種による個性が感じられず、
前例や実績を重視して、新しいトレンドを起こそうという気概も無いように見える。全く役人的発想だ。
このあたりも若者の車離れを招いている原因なのではないか。
 
先日たまたまデパートに行った時に、1階の吹き抜けのエリアで車の展示をやっていた。
Fiat 500。アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」で描かれていたチンクェチェントの後継である。
インテリアは微妙だが、エクステリアは先代の面影を残しつつ、現代風に仕上げていてなかなか面白い。
 
私の風貌なら、むしろその二代目チンクェチェントの方が似合っているかも知れない。
しかし車としての能力が、さすがに今となっては中古価格に見合っているのかどうか。
ま、そういう車ではないのだが。
 
新しいベンツのデザインには個人的に失望したが、欧州車は日本車には無い魅力がある。
最近は環境にも配慮して燃費の向上もまずまずである。
 
と、今にも車を購入しそうな感じで書いているが、実のところ寒い懐具合を考えれば、
エクステリアがどうだの、トレンドだの、性能だの言っていられないとの家族の指摘に、
秋風が懐にしみる季節になって参りました。皆様お元気ですか。
 
<< 2011/02 >>
01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28

このブログについて

ノープラン、ノーコンセプトで綴る、
モノクローム・モノローグ。

最近のトラックバック

RSS