風が、いや風邪をひけば医者が儲かる。捻りなし。2013/11/18

風が、いや風邪をひけば医者が儲かる。捻りなし。
この1ヶ月、体調を大きく崩した。
10年分くらい病院に通ったような感じである。
 
鬼の霍乱とも言うべき珍しい事態だが、
幸いにも全て重篤という程ではないのが救いである。
 
最初、喉に違和感を感じたのが1ヶ月半程前のこと。
しばらくして咳が止まらなくなった。
痰がからむような重い咳が絶え間なく出る。
もともとあまり咳をしない人間のため、
さすがに数日続くと不審に思い、
少し前に家族が行った近くの呼吸器内科に駆け込んだ。
 
診断結果は家族同様「咳喘息」。
この季節、我々の年齢には多いと聞く。
でかいヨーヨーのような吸引型の薬と内服薬を処方してもらった。治るのに1〜2ヶ月は要するらしい。
 
やれやれ、しばらくはこの治療かとうんざりしていたのも束の間、数日後に39℃超えの発熱である。
朦朧と打合せする私に、何らかの感染の危機を感じたか、遠巻きに見る取引先の人の目が忘れられない。
インフルエンザを疑い件の内科に駆け込むと、インフルエンザではないが風邪を酷く拗らせているとの事。
これまた先の薬との同時服用が問題ない事を確認して、抗生物質一式を処方してもらった。
さすがに抗生物質の効き目よろしく、瞬く間にこちらの方は改善。
とりあえず目出たし目立たし。
 
と思いきや、今度は鼻が全く利かなくなったのである。
風邪が治った後、妙に鼻声が続くと思ったら、ある時、料理の味が全く分からない事に気がついた。
何を食べても何の味もしない。言われれば僅かの甘みと塩味を感じる程度である。
どうやら匂いを全く感じなくなったようだ。強い刺激臭のある薬品を嗅いでも全く匂わない。
食べ物の味に関しては嗅覚が8割ぐらい関与しているのではないか。
これは通常の風邪の症状どころではない。家族の経験話を聞いて、今度は耳鼻咽喉科へ。
 
診断結果は案の定「急性副鼻腔炎」。要するに急性蓄膿症である。
レントゲンに写った額のあたりの副鼻腔がハート形なのを可愛いと思う余裕も無く、
またまた抗生物質一式と、今度は日焼け止めの容器のような点鼻薬を処方してもらう。
こちらは瞬く間に改善とは行かず、未だに嗅覚は戻らない。
よく味気のない食事を「砂を噛むような」というが、
実際味を全く感じないと、温かくて舌触りが良いだけで、不味いという感じが全くしない。
むしろ悪くない印象の方が強くなるのは不思議である。
 
いつもスタジオにマグカップいっぱいのコーヒーを持ち込んでいるのだが、
今なら味は全く分からないのだからと、砂糖をお湯で溶かしたものに替えたのは、
いくら何でも合理的すぎると家族に呆れられた。
まてよ、そういや普段コーヒーに砂糖は入れないんだった。
白湯で良かったのだ。私の合理主義もまだまだだな。

来年こそ、長くなりすぎたアレを切る。2012/12/30

来年こそ、長くなりすぎたアレを切る。
最近爪が伸びるのが早くなったような気がする。
手の爪はともかく、
昔は足の爪などそう頻繁に切らなかったように思うが、
すぐに靴下の破れを心配せねばならぬほどである。
 
師走で時が立つのが早く感じられるからではあるまい。
もちろんメカニズムは分からないし、
一般的な現象かどうかも分からないのだが、
やはり加齢の所為であろうことは想像に難くない。
 
古い話で恐縮だが、
昔、井上陽水の曲で「たいくつ」というのがあった。
その歌詞の冒頭が「♫爪が伸びている」だった。
この曲はその他にも
「♫蟻が死んでいる 角砂糖のそばで」
などという歌詞もあり、
当時の他のフォーク・ニューミュージックのアーティストからあげつらわれて馬鹿にされていた。
その頃多かった四畳半フォークなどといわれた私小説的な歌からすると、
この歌詞を言葉通りだけを捕らえて、実につまらない無意味なモチーフにしか映らなかったのであろう。
 
陽水の歌詞は独特で、「傘がない」も、
傘がないのに雨が降ってるけど恋人に会いに行かなくちゃというだけの歌詞なのだが、
批評家に「現代(当時)の若者の心理を見事に表現している」と絶賛されたためか、
他のアーティストによって馬鹿にされる事は少なかった。
 
件の「たいくつ」の歌詞は「♫帰りたい気もする ふるさとは遠い」で結ぶ。
つまりここにいたる微妙な心理の推移を描写するための、爪や角砂糖や蟻だったのである。
美辞麗句やストレートな物言いではなく、こういうのが真に詩的な表現だと思うが如何だろう。
 
むろん、当時20代だった彼の爪が伸びたのは私のように加齢の所為ではない。
無精によるものだろうが、その無精さ加減を暗示する事も心理描写になっているのだ。
 
ここに書く私の文章は暗喩も比喩もない、ただの老化報告なところが情けない。
近頃は長い眉毛も生え始め、耳毛などという恐ろしいものも生えてきた。
長い眉毛は家族が顔を覗き込み「余計なものが」などと呟きながら切ってくれたりするし、
耳毛もその都度抜いているのだが、少し無精すれば悲惨な事になることは間違いない。
村山富市と川内康範のコラボレーションという、ありがたくない事になりかねないのだ。
 
いかに大作詞家といえど、これをモチーフには出来ぬだろう。
「♫耳毛が伸びている 右耳が特に」・・・・・・申し訳ございませんでした。
 
またもろくに更新出来なかったブログだが、今年はこれが最後の更新である。
皆様良いお年をお迎えください。
 

リターン・オブ・座・骨神経22012/09/30

リターン・オブ・座・骨神経2
2月に初めて症状が出た座骨神経痛
数週間前からまたぶり返してきた。
文字通り座骨神経2である。
しかも前回より痛みが強いようだ。
 
しばらく我慢していたのだが、
生活に支障が出てきたので、
診療所での診察を経てMRI検査を受けることになった。
 
MRIは実は初めてである。かなり不安だ。
もちろんあの工事現場のような音のことではなく、
人ひとりしか入れないあの狭い空間に
否応もなく押し込められることだ。
 
何を隠そう私は閉所恐怖症なのである。
 
よくテレビのスペシャル番組などで洞窟を探検するシーンがあるが、あれが耐えられない。
横幅は狭くても天井が高い場合はなんとかなるとしても、
天井が低く這いつくばって通らなければならない場所など発狂しそうである。
映画「ダイハード」のように、通気口を匍匐前進するなど耐えられないから早く撃ってくれってなもんだ。
 
実は検査前の問診票に「閉所恐怖症ではありませんか」という設問があるのだが、
検査が受けられず治療方針が立たなくなっても困るので、思案した挙句、無いということにした。
 
当然のことながら、問診票にそう書いたからといって恐怖症が無くなる訳もない。
とにかく目を閉じて、検査の間中ひたすら「ここは工事現場近くの原っぱ,原っぱ」と暗示をかけていた。
それでも予想以上に心臓がバクバクで我ながら情けなかったのである。
このバクバクで画像がブレているのではないかと疑ったくらいだ。
 
検査の結果は予想通り、椎間板が左足に続く神経を圧迫しているよう。
但し担当の医師によれば、それほど重度の状態ではなく中程度なので、
手術せずとも当面薬で炎症を抑えれば痛みは収まるだろうとのこと。
まずは良かったというべきなのだが、それでもしばらくは痛みで不自由な思いをせねばなるまい。
 
この座骨神経2のために、3ヶ月程前から続けていた腹筋などの筋トレが出来なくなっている。
とりあえずアイソメトリックのような、動かさずに負荷をかける方法を当面続けることにした。
 
本来ならあと1週間先に迫った運動会で筋トレの成果を披露出来たのだが、実に残念である。
全く休んでしまうのも何なので、老人向けともいえそうなゆるい競技には参加することにした。
 
なんとも情けないことになったのお、ばあさんや。まったく年はとりたくないもんじゃ。
 

見かけ倒しのチョコレート腹筋はいらない。2012/07/20

見かけ倒しのチョコレート腹筋はいらない。
10日程前から筋トレを始めた。
 
以前から体力の低下にまつわる話を書いてきたが、
嘆いてばかりもいられない。
家族も守れそうもない肉体とは決別の時である。
 
思い立ったが吉日という訳ではないが、
私の場合、こういうことを唐突に始めることが多い。
 
取り敢えず、腹筋と背筋,腕立て伏せを
それぞれ20回ずつの1セットから始めた。
 
長年マウスより重い物を持ったことがないという、
ひどい運動不足の生活を送ってきたために、
たったこれだけでも息が上がってしまう。
 
心肺機能がもう少し戻ってきたらセット数を増やし、さらにスクワットと懸垂を追加するつもりだ。
スクワットはともかく懸垂は鉄棒がないと始まらない。手頃な鴨居もない我が家、どうしたものか。
こんなことなら、ぶら下がり健康器でも買っておけば良かった。
埃を払ってハンガーと衣類をとれば鉄棒の出来上がりだからな。(当然ながら放置している前提)
 
もちろん、フィットネスクラブやスポーツジムに行けば各種器具も揃っていて言うことないのだが、
ある程度体力がついてからでないとちと恥ずかしいので、安上がりだし当分はこれでいこうと思っている。
 
実はスポーツや筋肉トレによる筋肉痛は嫌いではない。なんとも言えぬ充実感が感じられるからである。
それでもとことん体力が無くなるまで長年トレーニングの類いを怠ってきたのは、
仕事柄と生来の面倒臭がりが主な理由だが、筋トレによって体型が変わってしまうのも気になっていた。
 
私はもともと筋肉がつきやすいタイプで、
スポーツをやっていた学生時代は、穿けるパンツも限られるほど太腿が太かった。
当時はジャージはオシャレで着るものではなく、普段着られる服がほとんど無かったのだ。
今は当時のようにストイックに鍛え上げる訳ではなく、加減しながらなのでまだ救いがある。
 
最近は脂肪で形成した、なんちゃってチョコレート腹筋もあるらしいが、何の意味があるのかわからん。
私が彫像のような本物の腹筋と背筋を手に入れた暁には、街に颯爽と飛びだそうか。
もちろん服の上からでは分からないので、腹を出してアピールしながら街を歩くことになる。
そして例によって警官に呼び止められるのだ。「また、あんたか。」
 
このブログ内では何回職務質問にあったことやら。
 

高校指定のジャージはラインが無かった気がする2012/02/28

高校指定のジャージはラインが無かった気がする
ひと月ほど前から左脚が痛む。
脚の外側、腰から足先にかけて、
明確に一本の線を引いたように痛いのだ。
天然ジャージラインとでも言うべきであろう。
一本線なので学校指定ではないと思われる。
 
ネットで調べた自己診断では
座骨神経痛じゃないかとにらんだ。
適当に「座骨神経2」などと
メールなどでは軽口を叩いていたのだが、
さすがに痛みが引かず、
足先も若干痺れてきており
日常生活にも支障をきたしてきたので
やむなく病院へ行くことにした。
 
なにしろ座っている時もじわじわ痛み、脚というか腰を急激に曲げ伸ばしすると激痛が走るのである。
長時間の座っての仕事、運動不足など不利な状況ではあるのだが、
こんなジジ臭い症状が出るとは思わなかった。老化はここでの自虐ネタだけでは済まなかったようだ。
 
以前、首を痛めた時に記事にしたことがある近所の診療所へ行った。
今回は能の役者のようにしずしずとは歩かなくて良いのが救いである。
 
医師に対面して症状を説明するなり、「ああ、座骨神経痛ですね」と一言。やっぱり。
念のためレントゲンを撮ってみるが、
レントゲン程度では骨や軟骨・椎間板などと神経の位置関係は正確につかめず、
やはりMRIによらなければ詳細な診断はつかないとの事。
 
とりあえず痛み止めと湿布役をもらって帰ることにした。
早速試してみると気の所為か痛みはかなり改善したのだが、当然ながら根本治療にはなっていない。
そもそも根本治療が可能なのかどうかも判らぬ。
 
しかし少し不思議なことがある。10年ほど前からあった腰痛がこのところあまり起きないのだ。
MRIでの診断を待たなければはっきりとは言えぬが、どうも今まで腰の神経を刺激していた椎間板や骨が、
何らかの原因で位置を変えて、今度は座骨神経を刺激し始めたのではないだろうか。
 
とすれば更に位置関係が変わり、今度は別の神経を刺激して、もっと重篤な症状を引き起こすかも知れぬ。
あるいは逆に何の神経も刺激せず,若かりし日々の快適な生活に戻れる可能性も。
私は楽観主義者なので、妄想するなら後者を迷いなく選びますけどね。ヒャッハー
 
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