高校指定のジャージはラインが無かった気がする2012/02/28

高校指定のジャージはラインが無かった気がする
ひと月ほど前から左脚が痛む。
脚の外側、腰から足先にかけて、
明確に一本の線を引いたように痛いのだ。
天然ジャージラインとでも言うべきであろう。
一本線なので学校指定ではないと思われる。
 
ネットで調べた自己診断では
座骨神経痛じゃないかとにらんだ。
適当に「座骨神経2」などと
メールなどでは軽口を叩いていたのだが、
さすがに痛みが引かず、
足先も若干痺れてきており
日常生活にも支障をきたしてきたので
やむなく病院へ行くことにした。
 
なにしろ座っている時もじわじわ痛み、脚というか腰を急激に曲げ伸ばしすると激痛が走るのである。
長時間の座っての仕事、運動不足など不利な状況ではあるのだが、
こんなジジ臭い症状が出るとは思わなかった。老化はここでの自虐ネタだけでは済まなかったようだ。
 
以前、首を痛めた時に記事にしたことがある近所の診療所へ行った。
今回は能の役者のようにしずしずとは歩かなくて良いのが救いである。
 
医師に対面して症状を説明するなり、「ああ、座骨神経痛ですね」と一言。やっぱり。
念のためレントゲンを撮ってみるが、
レントゲン程度では骨や軟骨・椎間板などと神経の位置関係は正確につかめず、
やはりMRIによらなければ詳細な診断はつかないとの事。
 
とりあえず痛み止めと湿布役をもらって帰ることにした。
早速試してみると気の所為か痛みはかなり改善したのだが、当然ながら根本治療にはなっていない。
そもそも根本治療が可能なのかどうかも判らぬ。
 
しかし少し不思議なことがある。10年ほど前からあった腰痛がこのところあまり起きないのだ。
MRIでの診断を待たなければはっきりとは言えぬが、どうも今まで腰の神経を刺激していた椎間板や骨が、
何らかの原因で位置を変えて、今度は座骨神経を刺激し始めたのではないだろうか。
 
とすれば更に位置関係が変わり、今度は別の神経を刺激して、もっと重篤な症状を引き起こすかも知れぬ。
あるいは逆に何の神経も刺激せず,若かりし日々の快適な生活に戻れる可能性も。
私は楽観主義者なので、妄想するなら後者を迷いなく選びますけどね。ヒャッハー
 

手加減無しとはまさにこの事か。2011/03/18

手加減無しとはまさにこの事か。
国難というべき事態となっても
花粉症は手加減してはくれない。
 
今年は昨年の10倍の飛散量とかで、
確かに10年前から症状が出始めて以来、
最悪というほどのひどいアレルギーである。
 
朝、まぶたが開けられない日が続き、
目は腫れ上がり、しわくちゃになって
あたかも映画の特殊メイクを施したように、
完全に人相が変わってしまっているのだ。
 
家族からは「誰?」とか言われている始末である。
ブサイク100万点どころではない。
自分でもあまりの不細工さに、
「おお!これ以上、不細工に成り様があったんだな」「下には下があるもんだ」
「これだけ不細工になる余地があるんなら、元の器量も捨てたもんじゃなかったんじゃないか」
「意外とイケメンなんじゃね?」などと調子のいい事を言っている。
 
だが、そんな軽口をたたいている場合ではない。目の痒みは極限まできているのだ。
掻きすぎて、痛いどころか目の縁が切れそうである。
市販の目薬は花粉症・アレルギー用と銘打ってはいるものの、気休め程度にしかならない。
はっきり言って全然効かない。眼に付いた花粉を洗い流してくれる役目しか果たしてないだろう。
 
仕方がないので今日は近所の診療所の眼科に行ってきた。
さっそく目薬をさしてみると、なるほど流石に医師が処方しただけあって痒みはかなり改善してきた。
後はこの特殊メイクが剥がれ落ち、元の「イケメン」に戻ってくれると有り難い。
 
ところで、花粉怖さに外出を控えてばかりもいられないので、花粉除けのゴーグルを付けているのだが、
これが間に合わせとしてそこらの薬局で買った、透明な何の変哲も無いやつである。
どうせなら気の利いたゴーグルが欲しいのだが、
街やネットで見かけるのは厳ついデザインのものばかりで、どうももうひとつ気に入らない。
 
いっそ昔の飛行機乗りのゴーグル風なのも面白いとは思うが、ちと狙い過ぎだろう。
目立ってしまって、影から影、闇から闇への行動スタイルにそぐわない。
変人と思われるのは一向に構わんが、職務質問にあうのは勘弁してほしいところ。
 
待てよ、特殊メイクを施しついでだ、やっちまうか。
例え通報されても、花粉飛散時期が終われば顔が元に戻って身元が分からないという仕掛けでどうだ。
 

自分自身に慄然とすることがあるんですな。2010/10/03

自分自身に慄然とすることがあるんですな。
またまた運動会の季節がやって来た。
去年参加したという前歴、
じゃない実績があるためか、
今回は更に種目を増やされてしまったのだ。
 
今年は綱引きに加えて、
小学校の校庭とはいえ半周ほど走らねばならぬらしい。
若干不安がもたげてきた。
 
実は先日、近所の別な運動会を少し見物した際に、
校庭の片隅にあった鉄棒にぶら下がってみた。
はじめは蹴上がりくらいまだ出来るかな、
くらいに思っていたのだが、
とんでもない、
懸垂さえ1~2回出来るかどうかという有り様であった。
 
こりゃもう、愕然というレベルじゃありませんよダンナ。慄然としましたよ。
 
体力の衰えは、私の予測を大幅に越えて、底なしという外は無い。
こんな事では運動会が思いやられる。無事に終わることが出来るかどうかさえ疑わしくなってきた。
成績なんぞそれなりで良いのかも知れないが、
それより、転倒、捻挫、肉離れ、アキレス腱断裂、骨折あたりまで心配せねばならぬとは。
 
特に肉離れは忌まわしい過去を思い起こさせる。
高校の競技生活のかなりの期間をこれで棒に振ったのである。
単にその間通常の練習が出来ないとか、試合に出場出来ないとかだけでなく、
その間は体力や競技レベルの向上もほとんどなく、ろくな実績も作れなかったのは痛かった。
 
とりあえず数日前からストレッチや軽いジョギングなど、何らかの準備をしていた方がいいかも知れない。
人目に触れると張り切っていそうで恥ずかしいのだが、背に腹は代えられぬ。
 
それにしても運動会はともかく、こんな体力では家族を守ることも出来ぬと、かなり危機感を感じてきた。
ここはひとつ、腹をくくって鍛え直さなければなるまいと考え始めている。
時期をみて、水泳やウエイトトレーニングを始めようか。
持久力向上のためにジョギングもやりたいところだが、楽しくなければどうせ続かないだろう。
 
本当は経験のある球技をやりながら体力向上を図った方が良いのだが、
さすがに体力の落ちたオッサンを加えてくれるところもあるまい。
あるいは近所のオッサンを集めて自分でチームを作るか。おお、それならエースでやれるかも!
いやいや、そのチームでも足手まといだと言われてベンチウォーマーならショックはデカい。
 

魔女の一撃を安倍晴明が迎え撃つ。2009/07/16

魔女の一撃を安倍晴明が迎え撃つ。
首を寝違えてしまったのである。
何年かに一度こういうことがある。
 
朝起きると、なんだか首の様子がおかしい。
案の定、時を経ずして首が動かない。
僅かでも上下左右に振ろうとするだけで
激痛が走るのだ。
 
とりあえず、首の筋肉の力を全て抜き、
両手で頭を支えて起き上がる。
そして痛みがなく安定した姿勢が取れたところで、
一切上下動や揺れのない、
すべるような足取りで移動するのである。
 
?」と家族にからかわれるが、やむを得ない。
なにしろ迂闊に僅かでも動かすと、思わず情けない声を出してしまうほど激痛が走るのだ。
痛くてうずくまろうにも、それも更なる激痛の原因になるという、激痛スパイラルに陥ってしまう。
 
とにかくこれでは仕事にならないので、病院に行くことにした。
徒歩数分の道のりを野村萬斎になりすましてしずしずと歩く。
「おっと、彼は狂言師だったか」などと、この際どっちでもいいことをこういう時に限って考えてしまう。
 
医者の話によれば、私は軟骨部分が比較的弱く、痛めやすいとのこと。
所謂ぎっくり腰の首バージョンだという説明を、「ほほう」と、もっともらしい顔で聞きながら、
「しばらくナンコツ食ってないなあ」などと、これこそどうでもいいことを考えていた。
 
首に巻いてサポートする器具(名前を聞いたが忘れてしまった)を勧められたが、
なんと1万円以上もするのだ。そこらの100円ショップで売っていそうな質感のモノがである。
ダイソーで買うことにして、これはお断りした。売ってるかな♫
 
湿布薬と鎮痛剤と胃薬を出してもらって帰る。
早速使ってみると、可動域にある程度制限があるものの、劇的に動きやすくなった。恐るべき効力である。
鎮痛剤など麻薬同然ではないか。胃薬が必要なはずである。MJ化も近いか。
 
それにしても湿布薬は中途半端な肌色で、一体誰の肌の色を基準に作っているのだろう。
夏場で首筋が出ているものだから、とにかく目立ってしょうがない。
「湿布してるんですよ」と言わず、ここは敢えてウケ狙いで年寄り臭く
「『膏薬』を貼ってるんですよ」などと言ってみるが、もはや全く笑えないのである。
 
どうせ目立つんだから、いっそ色んなカラーを選べるようにしてみたらどうだろう。
黒とかカーキとか、迷彩もいいかも。女子ウケ狙いでキティちゃん柄なんぞどうでしょう、お父さん。
 
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