初恋の人でもないのに別な意味でドキドキした。2018/12/31

うっかり忘れるところだったが、ギリギリで踏みとどまり、
今年の年記を記すことにした。

去年の年記で触れていた、
中学の同窓会に年初に行った。
何しろ中学卒業以来一度も会ってない人も多く、
名前がなかなか思い出せない。
高校の同級生であればなんとなく
面影が残っていることがほとんどだし、
小学校からの同級生は馴染みの度合いが大きいからか、
これもまあ比較的容易にわかる。
しかし中学の時のみの人だと
その後の顔の変わり様も大きく、

やっちまったのだ。

ある女子に「私、誰だか分かる?」と言われて答えられなかったのだ。
向こうはこちらが誰だかすぐに分かったようで、しどろもどろの私にブチ切れて「殺す!」とまで言われた。
しばらく後に思い出した学年一位だったその人に、適当なごまかしは通用しなかったのである。
そんなに親しくなかったじゃねーかと内心思いつつ、謝り倒したのが宴も半ばになってからだった。
きっと密かに私のことが好きだったに違いない、などと推理してみたがいかが。

さて、タイトル画像にあるように、車を買った。
昔から気に入っていたアルファロメオのジュリエッタである。
但し、新車は納期がかなりかかる上、欲しいカラーもなかったので、2013年型の中古である。
車のない生活が続いていたところ、去年どうしても車の必要性を感じて即納車が条件の一つだったのだ。
1400ccターボ170馬力で基本性能はまずまず。
私のクルマ選びの基準は、走る・止まる・曲がるなどの基本走行性能がある程度のレベルにあれば、
最近ハヤリのハイブリッドや自動運転などは2の次3の次、何は無くともデザイン、造形なのだ。
日本車は勿論、欧州車でもデザインはとにかく画一的でつまらなくなってる。
ヘッドライトは平行四辺形の、家族に言わせると「怒ってる」ような顔で、
これまた厳ついグリルと組み合わせて一丁上がり、てな具合だ。

私の好みのデザインの車は全世界全メーカーで4車種。ジュリエッタの他は全てポルシェで、
流石に手が出しづらいし、大きな車ばかりなので持て余すだろう。
だからこれ一択なのである。
そのジュリエッタも近々あるモデルチェンジでは、ジュリアのような顔つきになるようで、
そうなると、買い替えもないかなと思っている。
いずれにせよ中古とはいえお気に入りの車に乗れて、今年はニヤニヤしているのだ。
家族も気に入っていて、それもホッとするポイントである。

2012ごろに出たこの車のムック本を持っているくらいなので、初恋でもないが思い入れはある。
思い入れがさほど無かった同窓の女子の名前はさっぱり思い出せなかったが、
そのことを怒っていた彼女にとって私の方がジュリエッタだったのかも知れない。
とキモいことを言って今年の最後のオチとします。…いいのか。

新元号となる2019年が皆様にとって実り多い年でありますように。

死亡宣告されるも、どっこい生きている。2017/12/31

死亡宣告されるも、どっこい生きている。
さてと今年も年紀を記す季節がやってきたか
と恥ずかしげもなく書いておくとする。

 
放置している間に随分と英語のスパムコメントに
散々荒らされていたようで
流れぬ川は澱み生命は死に絶え異臭を放つ。
もはや死亡宣告されたも同然なブログだが
とりあえずさっと箒で掃いて再開してみた。

 
来年は私にとっては節目の年である。
そのことを殊更意識しているという訳ではないが
様々なことを清算したりまた始めたりしている。

 
確か去年の「年紀」で
年明けから走り始めるなどと宣言していたが
実のところ始めたのは秋口に入ってからである。
ともあれウェアやシューズ、Apple Watchまで取り揃えまずは形から。
早朝城の周りを2km、まずはウォーキング。
現場までそこそこ距離があるので往復は自転車である。
いやいやそこも走れよと思ったあなた、私の体力をなめてもらっては困る。
行ったはいいが帰れなくなる可能性もあるのだ。
全て歩道で信号や交通安全のこともあるし、何より周回コースだとランニング量をコントロールしやすい。
その代わりと言っては何だが、3代目STRIDAの3段変速を生かして、自転車もトレーニングに組み込んだ。
なるべくスピードを上げトライアスロンならぬジアスロンといったところだ。
しかし毎日続けるとえらいもので徐々に走れるように、持久力も少しずつついてきた。
さすがにこのところの寒さで路面の凍結が怖いので気温によっては中止し、スクワットに切り替えている。
天候などでしばらく中止すると走りたくてたまらなくなるようになってきた。こうなるとシメたものだ。
今後はさらに距離とタイムを伸ばし、最終的にはインターバル走に持っていきたい。

 
始めたこともあれば清算したことも色々ある。
例えば私の右頬には1円玉大の黒いアザがあったのだが、
これは生まれつきあったものではなく、30過ぎくらいに後天的にできたものである。
当時かけていた玉の大きいメガネの特殊なマット塗料が肌に合わず、かぶれてしまった痕なのだ。
面倒だったので長年そのまま放置していたのだが、ここにきて除去することにした。
美容整形に行けばウン万とかかると言われたが、まずは近くの総合病院の皮膚科で診断。
すると診察した中年の女医は
「シミが顔にあると老けて見えますからねぇ。私も顔にホクロが多いせいで老けてみられるんですよ」
などというので「いや、それはどうかな」と返すと微妙な空気に。
女医は気を取り直して「レーザーで取りましょか、美容整形でやれば高いけどうちは安いですよ」
と気軽に言いながら、炭酸ガスレーザーであっという間に除去した。800円ほどである。
もっと早くやりゃ良かったと思ったが、10年、20年前だと状況は違うかもしれず、まあいいかと。

 
卒業以来、中学校の同窓会に一度も参加していないのだが、
年明け早々に宿泊付きで行われる同窓会には参加してみようと思っている。
何しろこの歳になると彼らには死ぬまで会わない可能性も高いのだ。心残りのないようにしたい。
こんなことを書き出していると、もう余命いくばくもないのかと思われるだろうが、
夏に初めて受けた人間ドックでも大した異常は見つからず、すこぶる健康である。

 
普段赤いものなど身につけることはないのだが、新年は赤いパンツで迎えようと思う。
誰にも見えんだろうと変なニヤニヤがでそうな感じである。
オチはハナから考えてない(キッパリ)
良いお年を。
 

恐竜の末裔と100円でできる在庫一掃処分2015/12/17

朝、カラスの騒がしい声で
その日がゴミの日だと知らされる。
それが当たり前のようになってからずいぶんと経つ。
さすが恐竜の末裔中最高の知能の持ち主、
今日が何曜日かもご存知である。
しかし、ゴミの日を忘れないようにしてくれる
その代償として袋を破られてはかなわない。
散乱したゴミに全く気づかず
隣家の人に処理してもらったことも
一度や二度ではないのだ。
 
そこで遅まきながらカラス対策として
何らかの覆いを用意することにした。
よくあるカラス除けネットは
漁港に置いてある漁師の網が積んであるようで、
使っている時も収納している時も雑然としていて
美的にイマイチだと予々思っていた。
別に磯臭い訳でもないし、そもそも編み目が全く違うのだが街中の風景としてはややそぐわない。
しかもホームセンターで専用のものを買えばそれなりにするから余計気に入らない。
 
ならばとカゴを自作することにした。
大した代物ではないので、机に向かってメモも取らず頭の中でシミュレーションしてみる。
よく台所などに使う、フックなどをぶら下げる格子状のパネルを箱状に組めば良いのではないか。
金属製で白のビニールコーティングが施されているやつ。あれなら100円ショップで売っているはずだ。
さっそく近所のダ◯ソーに行ってみると手頃なパネルと蝶番状にできる連結具を発見。
これなら使わないときは折りたためるカゴが自作できる。
カラスには容易に突破できず、人には中のゴミが確認・取り出しできて文字通り一石二鳥、いや三鳥である。
底はいらないので5面、その他の小物を入れても数百円で済んだ。
買って帰って自作開始。蝶番部分の位置を微調整するも瞬く間に完成した。
回収員が見慣れないカゴに戸惑わないように開け口に矢印までつけると、あらもう売り物のよう。
 
次のゴミの日から使ってみるとなかなか具合がよく、これまでのところカラス被害は一度も起きてない。
一羽の力でスチールメッシュ製のフタを開けるのはさすがに不可能だと思われる。
何羽も集まり呼吸を合わせてフタを開けるなどというスゴ技を開発しない限り大丈夫だろう。
こりゃもうBinseiブランドで売り出すしかないな、とニマニマしているところだ。
 
さて、ここまで読んで何か違和感を感じた貴方は当ブログ読者としてなかなか鋭い。
何を隠そうこの文章は半年も前に書いてそのままアップせずに放置、ボツ直前だったのだ。
年の瀬も押し迫ったこの師走に全て吐き出そうと、在庫一掃処分の挙に出たのである。
まだまだ今年未発表ネタがあるのかないのか、
来年もブログを続ける気があるのかないのか、待たれよ次号!

晴れ男vs台風 戦いの行方やいかに。2014/10/09

晴れ男vs台風 戦いの行方やいかに。
夕べの赤い月は堪能しただろうか。
 
などとさりげなく書き出してみるが、
10ヶ月も放置しやがって何を抜かす。
あまりに久しぶりなので文体を忘れてしまった。
 
今年の春から町内会の体育委員を仰せつかっている。
体育委員と大仰に言っても、
この週末にある学区の運動会の仕切りが主な仕事だ。
 
運動会といえば去年の悪夢が蘇る。
年齢制限スウェーデンリレーに選ばれたことを
当日まですっかり失念していたのだ。
ただでさえ運動不足なのにも係らず、
事前のトレーニングも怠っていた為、
小学校のトラック半周がまともに走れない。
バトンを受けた直後は1人軽く抜いて調子に乗ったのも束の間、後半脚がぱったり止まり全く前に進まない。
正直転ぶかと思った刹那、そこは昔取った杵柄、腰で脚を前に出しなんとか凌いでリレーした。
前半「カッコいい!」後半「…あれ?」と家族にも目をそらされる始末であった。
 
今年はその教訓を生かして万全の体力で臨もうと思っていたが、よく考えると体育委員ではないか。
「出場種目コントロールできるんじゃね?」などと暗黒面に支配されそうになる。
もっともスウェーデンリレーは過酷だったのか今年は出場辞退が相次ぎ、我が町内は結局不参加に。
いずれにせよ体育委員となれば自分の出場種目は最低限に押さえておかなければならない。
当日欠場者が出た場合、代わりに体育委員が穴埋めで出なければならなくなるからである。
 
例年履いていたコンバースのスニーカーは、どちらかと言えば街歩きのファッションスニーカー仕様で、
グラウンドでの走りに向いていないので、今年はさすがにアディダスのランニングシューズを新調した。
例によってピカピカの新品は恥ずかしいので現在劣化作業中である。
 
しかし何と言っても今年の運動会の問題点は週末に列島を襲う台風の行方だろう。
「最強の」と今年何回も聞いて「全米が泣いた」くらいありふれた形容になっているが、
今回は本当に強力な台風らしく、それほど接近せずとも運動会の順延・中止くらいありそうである。
 
前日から行うテントの設営など安全面にも気を配らねばならぬし、
順延の場合、備品の準備・弁当や飲物の手配など対応しなければならないことが山積みなのだ。
 
さてさていかが相成りますことやら。
スマートな仕切りで競技の成績も優秀、有終の美を飾り絶賛を浴びるか、
グダグダの運営で町内から非難囂々となるのか、
はたまた最強の台風でテントごと空の彼方に吹き飛ばされてしまうのか。
 
その顛末はまたいずれ。さすがに今度は10ヶ月後とはならないだろう。
台風に飛ばされてなければ、だが。
 

残暑お見舞い申し上げます。2012/09/01

残暑お見舞い申し上げます。
多くのトラブルが続いたロンドンオリンピックも
日本選手の活躍もあって盛況のうちに終わり、
他の様々なイベントも終了。
いろんな意味で夏の終わりを感じるこの頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
と言いたいところだが、
私にはまだまだ夏は終わりそうもなかった。
 
というのも、スタジオのエアコンが全く効かないのだ。
もともと調子は良くなかったのだが、
8月の上旬から殆ど動作しなくなった。
 
なにぶん古いエアコンなので
修理するのも費用がかかるだろうし、
特殊な取り付けを余儀なくされるので、買い替えとなるとどのくらいの出費になるか。
あれこれ迷っているうちにどんどん日が過ぎていった。
 
希に思い出したように冷風を吹き出しても、
こちらがそれに合わせて窓を閉めたのを見計らったように停止する。
きっと誰かがこっそり覗いてリモコン操作しているに違いない。
 
室内は製作用のマシンやらストレージやら、プリントサーバーにでかい出力機と、
電気ストーブさながらの発熱源が揃っており、まるで我慢大会会場のごとき様相を呈しているのだ。
一日のタオルの消費量は凄まじく、洗濯物の量が倍増した。
冷房をガンガン効かして、汗もかかずにいるよりは多少健康的なのかもしれぬが、
室内でだらだら汗をかいているのが果してどれだけ体に良いのか分からん。
 
ところが、ここ数日外気温が若干下がったせいか、エアコンが少しずつ効くようになってきた。
気温が下がってから冷房が効くのでは全く意味がないではないか。
 
夏の終わりといえば、8月中にこのエントリーを上げるつもりでいたのだが、
最近睡眠不足だった所為か寝てしまい、痛恨にも8月の記事がゼロになってしまった。
一夜漬けで夏休みの宿題を片付けようとして失敗した小学生が、始業式の朝に焦っているがごときである。
 
親に手伝ってもらった宿題の工作が、とても小学生の出来映えとは思える仕上がりになるという御愛嬌も、
この時期の風物詩となっている感がある。
親の方がその気になってしまい、むしろ子供が手を出そうとすると、払いのける勢いだったりする。
むろん教師の方も、普段の力量を把握している為に全てお見通しなのだが、
おそらくは家族関係の良好さを確認する為の宿題なのではないか。
 
もちろん私のこのブログの更新を親が手伝ってくれるはずもなく、また全く意味がないのだが、
もし更新した記事がこれまでとは比べられないほど素晴らしい出来だったとすれば、
ははぁ、家族関係は良好なんだなと思ってください。
 
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