まだ星になった訳ではありません。2013/08/10

まだ星になった訳ではありません。
死亡説が出ているとウワサの当ブログにようこそ。
よくぞブックマークを消さずにおいでで。
 
まあ、社会的にはどうだか知らんが、
生物学的には間違いなく生存している。
リフレッシュしてきたおかげで元気そのもの、
薮でやけど虫にヤられた腕が痒いぐらいだ。
 
という訳で、仕事の締切もギリギリだというのに、
8日間の休みをとって田舎に行ってきた。
 
田舎という言い回しにしたのは、本当に田舎だからだ。
コンビニが無いとか、気の利いたカフェが無いとか、
田畑や山ばかりだとか、人がいないとか、
そんなことが田舎の基準ではない。
 
「携帯が繋がらない」 これである。
 
もちろん、docomoやauはバリバリ繋がる。softbankだけアンテナがピクリともしない。
よくもまあ、繋がりやすくなりましたなどと大口を叩けたもんだ。
もっともそのおかげで電話やメールに煩わされることもなく、夏休みを満喫できたのではあるが。
 
連日通った、プライベートビーチのような可愛らしい砂浜の波打ち際でパシャパシャやっていると、
おそらく夏休み中毎日ここで遊んでいると思われる、地元の少女に声をかけられた。
自分の泳ぎを見てくれとか、学校のプールは海水だとか、聞いていないことも人なつこく話してくる。
長い間海に浸かっていたためか唇がプルプル震えているのだが、
それでも「ちょっとうまくしゃべられないけど」などと言いながら話し続ける。
少し休んだらどうだと思いながら、ああ自分もそうだったかななどと己の少年時代に思いを馳せた。
 
ところで前にも書いたと思うが、最近の田舎の子どもは野山を駆け回って遊んだりはしないらしい。
藪の中に入るのを嫌がり、虫を怖がり、野山の果実を口にするなど何の興味も無いという。
キャンプや体験イベントなどで、積極的に自然に親しんでいる都会の子どもの方がよほど逞しそうである。
そういえば海以外で全く子どもを見かけなかった。携帯も碌に繋がらない家の中で何をしているのだろう。
件の天真爛漫な少女なら自然の中を駆け回っていそうだが、それとてこちらの勝手な思い込みに過ぎない。
 
こんなことを言っている私も、やけど虫の毒素にヤられた腕の痒みとミミズ腫れがひかず、
今日、診療所でステロイド剤の入った塗り薬をもらってきたばかりだ。
やっぱりもう自然の中には出ないで涼しく快適な部屋で夏中過ごすか、と手のひらを返してみる。
かつての少年も老いたということだな。
生まれつきオッサンの私に少年時代があったらの話だが。(家族談)
 

コメント

_ mitoma@asu ― 2013/08/11 12:00:33

いい夏休みでしたね。
海は昔と変わらずきれいでしたか?
虫にやられた腕の方、どうぞお大事に。
私の方はお盆の後で田舎に法事に行ってきます。

_ binsei ― 2013/08/11 18:51:49

海はキレイですね。
お隣の国からのゴミが流れ着く方に海岸線が露出していないので、
汚れる要素が全くありません。観光客もほとんどいませんしね。
気温も最高30℃ほどで、都会の街中の37〜8℃などという殺人的な暑さとは無縁です。

やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)は最近被害が拡大しているとのこと。
意外とキツイのでお気をつけを。

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