たとえ時代が変わっても、お花畑にはなりません。2008/07/28

たとえ時代が変わっても、お花畑にはなりません。
物干しが非常に地味である。
私が、グレー、黒、白のものばかり着るからだ。
あとは着たとしても、
グレーに少し渋い緑や青みがかったものぐらいである。
 
だから、モノクロームならぬ、
「灰色のBinsei」などと言われている。
もちろんこれは「ホビットの冒険」や「指輪物語」、
「ロード・オブ・ザ・リング」の魔法使い、
灰色のガンダルフ」をもじっているのだ。
 
ここがモノクロなのとは直接関係は無い。
このブログは2003年〜4年頃に、
鉛筆でのスケッチ風のモノクロのサイトがあれば
面白かろうと立ち上げた公式サイトの延長線上にある。
 
服以外では、食器などはほとんど無地の白なので、まるで中国料理店のようだと言われる。
身の回りの品々で特にこだわるのは、無彩色のものというより、むしろ無地のものである。
要するに何らかの道具や物に、模様や飾りが入っているのがあまり気に入らないのだ。
 
道具ならば、極力装飾を排して機能性を活かしたデザインが好みだし、
部屋を飾るのであれば、額装した絵画、写真、オブジェなどのアートか、観葉植物などを配せば良い。
無論、我が家のカエラーとのせめぎ合いは置いといて、の話だが。
 
もっとも、これは身の回りのことの話であって、仕事となればまた違う。
スッキリしたものが好みではあるのだが、ゴテゴテと装飾した方が良い場合などはそうするし、
何よりクライアントの意向も無視するわけにはいかない。
身につけたり部屋に置くのは嫌がっても、キャラクターをデザインしたりする。
まあ、これも当然と言えば当然だが。
 
「灰色のBinsei」と言われても、
ガンダルフのように魔法が使えないのはもちろん、「白のBinsei」になる訳でもない。
それどころか、バオバブの様子を見に我が家の最上階に上がるだけで、息を切らせている有り様だ。
 
情けなや。
 
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ノープラン、ノーコンセプトで綴る、
モノクローム・モノローグ。

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