一年間に、3.8cmずつ遠ざかっています。2008/09/08

一年間に、3.8cmずつ遠ざかっています。
スパッと半分に切ったような下弦の月が出ている。
今度の日曜は十五夜、中秋の名月である。
 
古来より、十五夜の天気は芳しくなく、
むしろ十三夜の方が晴れる事が多いと言われる。
今年の十五夜が晴れるかどうかは分からぬが、
たまには月見でもいかがだろう。
 
アポロ11号が月に到達して40年近く過ぎた。
しかし未だ、小規模な月面基地さえ無い。
当時、21世紀の初頭には、
相当数の人間が住むという見込みだったはずだが。
 
往年のSF映画、スタンリー・キューブリックの
2001年宇宙の旅」では、
立派な月面基地がいくつもあった。
映画では、月面で発見されたモノリスの調査の結果、
木星にまで探査に行く事になるのではなかったか。
 
だが最近、また月探査が活発になってきたようだ。
日本の月周回衛星「かぐや」による、世界初の“地球の出”のハイビジョン映像などは、記憶に新しい。
 
“地球の出”といっても、月面に立ってみた訳ではなく、
月を周回する時に、いわば地球を迎えに行ってるので、どうかなと思わんでも無い。
しかし大気の影響を受けない映像は素晴らしく、やはり画期的であろう。
 
アメリカ、ロシア、欧州宇宙機関も月探査を計画している。
中国は昨年「嫦娥1号」を打ち上げ、2020年代には有人探査も計画しているらしい。
月でモノリスが発見されるかどうかはともかく、
国際的な取り決めなどに従って探査し、暴走せぬよう願いたいものだ。
 
なぜ今日は月の話なのか、疑問をもたれるかもしれない。
もちろん、冒頭に書いたように見事な半月を見たからである。
決してネタがつきた、とシャレで伏線を張っている訳ではありません。
 
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モノクローム・モノローグ。

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