Xファイルのテーマ曲が大好きでした。2008/08/17

Xファイルのテーマ曲が大好きでした。
NASAの火星探査機フェニックスが、
火星で氷の存在を直接確認した。
現在、生命の痕跡の調査のため土壌を分析している。
近々何らかの報告がなされることと思われる。
 
生命の存在の確認と言っても、微生物程度の発見なら、
探査機自身、あるいは以前の探査によって、
地球から運ばれてきたものかもしれず、
証明はなかなか難しいのではないか。
 
地球最強と言われる、クマムシであれば、
宇宙空間を運ばれても、生き延びるに違いない。
なにしろ151℃の高温、絶対零度の低温、7万5千気圧、
57万レントゲンの放射線にも耐えるらしいのだ。
 
とは言え、地球外に生命が存在するとすれば、なかなか胸躍る話である。
たとえ虫のようなものでもクラゲのようなものでも、非常に興味深い。
 
しかしこれが知的生命体、いわゆる宇宙人となると、話は微妙になってくる。
急激に話が眉唾物になり、陳腐化してしまう。
それにもし、現実に存在すれば社会に興味どころではなく、途轍もない衝撃を与えるだろう。
たとえ友好的な存在だとしても、人間が万物の霊長としての尊厳を失いかねないからだ。
そのことを支配的な立場の人達は特に恐れていると思う。
 
地球外知的生命体というのは、昔からSFなどで数限りなく描かれてきた。
宇宙戦争、E.T.、などの異形のものから、人間そっくりのものまでバラエティに富んでいる。
ただ、やはり人間の通常の感覚や思い込みなどが多分に反映されているのも否めない。
 
例えば、STAR TREKに出てくる宇宙人は、日本人から見ると、どれもアメリカ人のように見える。
風変わりな習慣を持つ変わった種族などと紹介されていても、
見かけは異形だが、せいぜいがアジア趣味に凝ったアメリカ人にしか見えない、といったこともある。
悲しいかな、宇宙規模の話のはずなのに、地球規模の多様性も無かったりするのだ。
 
それなら私も宇宙人で通るかもしれない。ミスター・スポックばりの尖った耳を持つからだ。
もちろん、あそこまで立派なはずはなく、ドワーフの出来損ない程度なのだが。面目ない。
 

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