珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。2008/06/11

珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。
よく新聞の主に地域欄などに、
我が子を写真入りで紹介するコーナーとかがある。
それらを見ると、その名前の凄いこと。
 
最近の流行なのだろうが、
いくら願いを込めると言っても、
名前負け確定!みたいなものや、
どこの国の人?と思うものやら、夜露死苦系やら、
全く判読不能のものまで、
いったいどうなっているのやら。
 
頭をひねって個性的な名前を、
と思って付けているんだとは思うが、
逆に頭が悪く思えてしまうのは私だけだろうか?
 
なかでもどうかと思うのは、英語風の名前に無理に漢字を当てはめているもの。
どこかの名付けサイトや赤ちゃん雑誌も悪いのだが、国際的というのを完全に勘違いしているのだ。
例え英語で聞いた時にその響きが「英語的」に妙なものだったとしても構わんではないか。
あのカブスの福留の例を出すまでもなく、全く取るに足らないことだと思う。
英語風の名前を付けている日本人を見る英語圏の人は、
いぶかしげな目で見ることはあっても、国際的だとは絶対に思わないだろう。
 
もっとも、変わった名前、個性的にと付けた名前は昔からあって、
あの吉田兼好も「人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。」と嘆いているほどである。
しかし最近、ちと度が過ぎやしないかと、子供紹介の記事を読む度に考えてしまう。
むしろそんな名前でないと、友達の間で浮いてしまいそうな感じさえある。
 
こういった名前をあげつらって非難しているサイトなどもあるようだ。
名付けの際にはくれぐれも注意して欲しいものである。
 
ここまでくると、当然私の命名法はどうなんだ?という話になってくる。
もちろんここまで言うからには私も考えていますよ。
伝統的な名前をふまえつつ、現代の子どもたちの中にあっても馴染み、書きやすく、読みやすい、
性別を間違われることもなく、名前負けすることなく、なおかつユニークな名前を、
誰か教えて。
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モノクローム・モノローグ。

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